【お金2.0】ざっくりアウトプット①
どもども、朝のゴールデンタイムにブログを書いているカピバラです。
起床後の2時間、頭を使う作業に一番適していると言われています。
僕が恐ろしく集中できる環境を整える流れはこんな感じでです。
①起床後、ナッツ類を食べ、飲み物を飲む。(朝ごはん食べれない・・・)
②太陽光を浴びながら軽いウォーキング。
③入浴(シャワーでも良い)。
④サッパリした状態でデスクに向かう。
⑤超集中力発揮!
こんな感じですね。
さて、今回は佐藤航陽さんの「お金2.0」について
個人的に印象に残っているポイントをアウトプットします。
新しい時代のルールや生き方が、経済システムが
分かりやすく書かれているので必見!
|
では、張り切って書いていきます!
【3つのベクトルが未来の方向性を決める】
世の中がどう動いているかは、3つのベクトルが
大きく関わっている。(バランス感覚)
強力な順番で以下のようになる。
①お金(経済)
最も強力な影響力を持っている。
経済は戦争。経済の構造は弱肉強食が大前提。
②感情(人間)
次に強力な影響力を持つ。
お金(経済)は強力だが、
人の感情を無視しては持続する事はできない。
1つの文明が次の発明を連鎖的に引き起こしていく。
重要なのは、
必ず3つのベクトルが揃っていないと現実ではうまく機能しない事。
資本主義とは、
市民革命の頃から「身分」から「お金」へパワーシフトが起き、
「お金」が社会の中心となっていく。
●経済とは欲望のネットワーク。
●経済は個人の欲望・欲求を起点に動くインセンティブ(報酬)のネットワーク。
●経済は「人間が関わる活動をうまく回すための仕組み」
【持続的に発展していく経済システム】
持続的かつ自動的に発展していく経済システムには
5つの共通点がある。
①報酬(インセンティブ)が明確
インセンティブがないと失敗になりやすい。
現代は3M(儲けたい・モテたい・認められたい)が強く、
明確であればあるほど急速に発展しやすい。
②時間によって変化する(リアルタイム)
☆人間は変化が激しい環境では、
緊張感を保ちつつ、
熱量が高い状態で活動する事ができる。
③運と実力の両方の要素がある
「確定」より「不確定」な方が活気が出る。
→結果・プロセスが分かってて活気は出るわけがない。
④ヒエラルキー(秩序の可視化)
☆ヒエラルキーが完全に固定化されてしまうと、
②③が失われてしまい、活気を失わせる原因となってしまうため、
諸刃の剣となってしまう。
⑤参加者が交流できる
コミュニケーションの機会があるか否か。
このコミュニケーションの要素がシステム全体をまとめる接着剤となる。
交流できる場が存在する事で、
全体が1つの共同体である事を認識できるようになる。
【経済に持続性をもたらす2つの要素】
①寿命の認知
経済システムには長期間運営される事で
階層の固定化といった「淀み」の発生が避けられない。
そのため、「寿命」を考慮する事が重要。
最初から完璧なシステムを構築しようとせず、
寿命の存在を前提に組み立てる。
寿命が来たら別のシステムに移っていけるような
選択肢を複数用意しておく必要がある。
これが、結果的に安定した経済システムを作る事になる。
②共同幻想
寿命を長くするために重要なポイント。
参加者全員が同じ思想や価値観を共有することで
経済システムを持続させやすくする。
●経済システムの5つの要素
●持続性をもたらす2つの要素
上記2つの要素は、
「会社経営」にも当てはまる。
(共同幻想は理念やビジョンにあたる)
【勝手に拡大していくサービスを作るには?】
今の時代の経営者はよくできた「経済システム」を
構築するプロである事が求められる。
●人々の欲求は物質的なものから精神的なものに移り変わっている。
●ユーザーに熱中してもらえるようなものを作るには
ユーザーの欲望と向き合う必要がある。
●そういう点で、SNSは非常によくできたシステム。
(5要素完璧に押されている)
フェイスブックはユーザーの反応を見ながら、
新しい機能をスピーディに追加し悪ければすぐに機能を消していった。
(アップデートを繰り返した)
ヒットするサービスを考える場合は、
衣食住などの生理的欲求以外の
社会的欲求を刺激できる仕組みを導入できないか考える事が重要。
【経済と脳の深い関係】
経済という大きなシステムを知るには、
脳科学を勉強する事が近道になる。
私たち人間や動物の脳は、欲望が満たされた時に
「報酬系」または「報酬回路」と言われる神経系が活発化して、
ドーパミンなどの快楽物質を分泌する。
この報酬系のおかげで、私たちの動機付けがされる。
●人間も動物も報酬系の奴隷のようなもの
●ここで発生する快楽物質が欲しいために様々な行動に駆り立てられる。
●この快楽物質というご褒美なしに、
人間は何かに繰り返し打ち込んだりする事はできない。
※脳の報酬系は欲求が満たされた時でなく、
報酬が「期待できる状態」でも快楽物質を分泌する事が分かっている。
また、経験や学習で快楽物質を分泌する対象を
自由に変化させることもできる。
(インスタグラムやフェイスブックの「いいね!」に
快楽を感じる人も100年前の人から見ると考えられない。)
今や食欲などの生理的欲求とも並ぶ。
【まとめ】
いや、勉強になること多すぎ・・・。
承認欲求の勢いは特にすごいですよね。
「インスタ映え」するスイーツを購入し、
写真を撮れば捨ててしまう人達がいるとニュースで見た事があります。
これもまさに承認欲求が生理的欲求と並んでる事実ですよね。
この本を読んでから、
「経済は欲望のネットワーク」という言葉が離れない。
どこに行っても何を見てても、
「これは人間の欲求をうまく手に取ってるな」や
「経済システムの5要素満たしてるな」等感じてしまいますw
ほんの一部分しか書いてませんが、
書いてて改めて勉強になりました!
「経済ってなんだろう?」
そう感じている人には必見です。
読めば読むほどワクワクしますし、なにもかも納得する一冊です。
とにかく、皆さんの人生が良い方向に進むことを
願っています。
カピバラでした!
|