【お金2.0】ざっくりアウトプット②
どもども、明日から3日ほど旅に出るカピバラです。
たまに行く1人旅って最高ですよね(人それぞれですが・・・)。
僕は1人旅中必ずしている事があります。
それは移動中やふとした時に今後の見通しを書きまくる事。
1人旅中は人生を考える・計画し直す大切なことです。
(社畜時代にもっとしておくべきでした・・・)
迷ったり、マンネリ感が出たら1人旅!
絶対スッキリするとは限りませんが、良いものだと思います。
さて、今回の記事は前回の続きです。
前回の記事はこちら↓
funzakki-yangu33.hatenablog.com
新しい時代のルールや経済システムの成り立ちが
分かりやすく書かれている良著。
では、張り切って書いていきます!
【自然がバランスよく成り立つ要素について】
「不安定性」「不確定性」に加え、
3つの要素が挙げられる。
①自発的な秩序の形成
誰かがルールを決めているわけでもないのに
勝手に秩序が形成される現象。
→自己組織化(自発的秩序形成)
②エネルギーの循環構造
自然なら食物連鎖。
これで秩序が維持されている。
③情報による秩序の強化
情報が必要になるのは選択の可能性がある場合だけ。
☆自然の構造に近いルールほど社会に普及しやすく、
かけ離れた仕組みほど悲劇を生みやすい。
経済が止まった。
(●私利私欲を否定 ●政府がコントロール ●競争の否定)
☆経済も自然も脳も、
いずれも膨大な個体で構成される有機的なネットワークであり、
情報やエネルギーを交換しながら全体が1つの生き物のように動く。
「線で捉える」とは、
現在の社会システムがどんな課題を解決するために作られたものなのかの
原理を正しく理解する。
そして、最新のテクノロジーはそこにどのような変化を起こすのかを
1つの「現象」として理解する事。
ニュースや新聞などのバズワードより、
「今の世の中で起きている変化」を1つの現象として理解する事が重要。
【資産経済の肥大化と金余り現象】
経済は少なくとも2つの性質の経済が混ざり合っている。
●労働をして給料をもらい、コンビニに行ってお金を払う一般的な経済
→消費経済(実体経済)
●お金がお金を生み出す経済
→資産経済(金融経済)
世の中に流通しているお金の9割近くは
資本経済で生まれている。
現代では、財務諸表で資産として見られないものは
まるで無価値であるような扱いを受けている。
資本主義が考える価値あるものと、
世の中が考える価値あるものの間に
大きな溝ができている。
【資本主義から価値主義へ】
資本に変換される前の「価値」を中心とした
世界に変わっていく事が予測される。
興奮・行為・羨望などの人間の持つ感情や共感・信用などの
観念的なものも消費することはできないが、立派な価値といえる。
【価値の3分類】
①有用性としての価値
→有用性・有益性・実用性としての価値。
「役に立つか?」という観念が考えた価値。
実社会でのリターンを前提にした価値。
②内面的な価値
個人の内面にとってポジティブな効果を及ぼすもの。
③社会的な価値
個人ではなく、社会全体の持続性を高めるような価値。
【資本主義の問題をカバーする価値主義】
資本主義の問題点は、
①のみを価値として認識し、
その他2つの価値を無視してきた点。
②③を無視することで資本主義を持続できなくなりつつある。
【ベーシックインカム後のお金】
↓
そこで、ベーシックインカムの導入を考える国が増える。
経済システムが衰退する原因は
新陳代謝の機能が失われてかいそうが固定化し、
活力を失っていくため。
人間の「内面的な価値」に関しては、
現在の資本主義の枠組みでは上の世代は認識しにくく、
大きなチャンスが存在している。
内面的な価値
→共感・熱狂・信頼・好意・感謝(現物がないため非常に曖昧)
価値主義では、
他人に伝えられるほどの熱量を持って
取り組める事を探す事が近道になる。
【まとめ】
自然の構造に近いルールほど社会に普及しやすく、
かけ離れた仕組みほど悲劇を生みやすい。
僕に会社経営や生き方を教えてくれたおじいちゃんも
「自然から学べる事は多い」って言ってたことを思い出しました。
価値主義って凄く良いと思います。
利益だけでなく、内面的な価値に目を向けると
今までとは全く違う社会になっていそうです。
こういった価値も数値的に表せるようになったらおもしろいですね。
とにかく、皆さんの人生が良い方向に進むことを
願っています。
カピバラでした!
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